プロダクトアウトとマーケットイン

マーケティング
加藤
加藤

うちの親父は昔からうまいものさえ作れば売れるって思い込んでいたけど、本当にそうなのか?

お客様が欲しいと思えるものじゃないと売れないんじゃないの?

ナカネーター
ナカネーター

まずは「マーケットイン」と「プロダクトアウト」の違いを知ることダヨ。

プロダクトアウトとマーケットイン

プロダクトアウト

「プロダクトアウト」というのは技術や製造設備といった提供側からの発想で商品開発・生産・販売といった活動を行うこと。

つまり、自分たちが作りたいものや提供したいサービス、これならいい製品・商品だと思って世の中に提供していくことです。

例えば、『20時間煮込んだ秘伝のスープを使ったこだわりのラーメン』

店主の渾身のラーメンできっと素晴らしい出来だと思いますが、お客様がその味を求めているかは不明です。

マーケットイン

「マーケットイン」とは市場や購買者という買い手の立場に立って、買い手が必要とするものを提供していこうとすることを指しています。

お客様の困りごとを解決できる製品・商品・サービスであることです。

正解はどちらなのか?

実は、どちらが正解でどちらが間違いであるという事ではありません。

今現在のあなたの思考や状況が、『プロダクトアウト』の発想なのか

『マーケットイン』の発想なのかという現状をまず知ることなのです。

プロダクトアウトのメリット・デメリット

プロダクトアウトのメリットは、自社の強みや技術が生かされ、画期的な製品やサービスによって独占的な市場を作り出すことができる点で、非常に高い収益を得られる可能性があります。他にはない、今までなかった製品・商品・サービスを企画して作り出すことができます。

ただし今までなかったのでヒットするかどうかは全くの未知数であり、大ヒットする可能性もあり、その逆で全く受け入れられない可能性もあるという事です。

一方、デメリットとして、顧客に対して新しい製品やサービスの価値を伝えて購買まで結びつける必要があるため、マーケティングのコスト負担が大きくなります。

マーケットインのメリット・デメリット

マーケットインのメリットは、顧客のニーズを優先する為に、一定の需要の確保が期待できます。つまり「失敗しない」商品展開の可能性が高いといえます。

一方、デメリットとして、顧客が望むものだけを作るため、画期的なものが生まれにくくなる点が挙げられます。

多くの企業がこの考え方に囚われると、同じような製品やサービスがあふれ市場が飽和し、価格競争が激化して低収益化が進むという悪循環に陥る可能性があるということです。

結論は何か?

自社の商品・サービスを選んでもらうためには

そもそも「どのようなお客様」の「どのような喜び」を「どのような強みによって」提供するのかという方向性を定めることです。

この3要素がセットになっていることがポイントであり、『マーケットイン』か『プロダクトアウト』かといったものではなく、自社がアプローチすべき市場と、磨くべき強みの両者を同時に考えておく必要があるということなのです。

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